South Island(癒しの楽園)

南の島(South Island)に憧憬と哀悼の感情を持って、癒しの楽園を探して、日々の日記を綴る。 中島栄次郎、ならびに、戦没者に哀悼の意を表します。癒しの楽園は、どこにあるのかわからないが、いつか、生きとし生けるもの、死せるものが、癒しの楽園に辿りつけますように。 ☆☆☆注) 中島栄次郎は、小生の母の叔父になります。母と母の妹が、中島栄次郎の著作物を自費出版したのが、『中島栄次郎著作選』です。中島栄次郎は、京都大学の田辺元のもとで、『ニイチェの研究』をしていました。大学の同期には、 松下武雄、久野収がいました。1年上の先輩には野田又夫がおられ、 中島栄次郎のライバルでした。当時、毎日新聞の文芸評論を書いていました。そのときの担当記者が、井上靖でした。後に井上靖は小説家になられました。中島栄次郎は、『コギト』の同人で、伊東静雄、田中克己たちとも交流がありました。 中島栄次郎は、戦時中は、統制化にあり、自由にものを書くことができませんでした。中島栄次郎は、一兵卒として、フィリピンのルソン島マニラ郊外の山地で戦死しました。☆

2006年07月

夏休みには、文楽へ行こう!

夏休みには、文楽に行こう!

国立文楽劇場 夏休み特別公演 社会人のための文楽入門のご紹介です。

平成18年7月21日(金)〜8月9日(水)

第一部/親子劇場(11時開演)
武者と鬼との大スペクタクル!
「増補大江山」戻り橋の段
京都の一条戻り橋では夜になると悪い鬼が出るという噂です。ある夜、勇敢な武将・
渡辺綱が、家来を連れてやってきます。そこに美しい娘があらわれ、
暗い夜道をこわがるので、渡辺綱は送ってあげることにしました。
・・・・しかし、その娘は実は噂の鬼でした。
ついに正体をあらわした悪い鬼と渡辺綱との戦い!雷鳴!稲光!乱れ流れる雲!
大スペクタルをお楽しみください。

解説 文楽はおもしろい
「ぶんらく」のおもしろさをわかりやすくお話しします。
舞台に上がって体験できるコーナーもあります!

母と子の愛情ものがたり
「恋女房染分手綱」道中双六の段 重の井子別れの段
重の井がはたらいている屋敷には、調姫という幼いお姫様がいます。今日は姫が
江戸にお嫁にゆくめでたい日。ところが姫は江戸にゆきたくないというのです。
姫の機嫌を直すため、馬子の三吉が呼びだされます。その三吉こそ、
離ればなれとなっていた重の井の幼い息子でした。
偶然再会した母子の行方は・・・。

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文楽『夫婦善哉』のご紹介

平成18年7月21日(金)〜8月9日(水)
国立文楽劇場 夏休み特別公演
第三部/社会人のための文楽入門(7時開演)
解説 おおさかの人びととそして文楽
『夫婦善哉』

織田作之助原作、石濱恒夫脚色、野澤喜左衛門作曲を、
竹本浩三が演出!乞うご期待!

 国立文楽劇場「夏休み特別公演」の第三部は”社会人のための文楽入門”と称し、お勤め帰りの方々にもご観覧いただける時間帯で、初めて文楽をご覧になる方々にも気軽にお楽しみいただける構成です。

大阪で暮らすということそして文楽

 この企画では、文楽は大阪で生まれ育つた芸能であることに光を当てます。普段大阪で生活されている方も、”東京に対して”という限定された意味合いで意識することはあっても”おおさか”を実感することが希薄になっているのではないでしょうか。そこで「文楽の舞台、作品に触れる」ことが「大阪の土地、ことば、習慣に対する造詣を深める」ことにつながり、またそれによって「普段大阪で生活する」方々が知らず知らずのうちに経験していた「文楽とのつながり」に気づいていただければ幸いです。
 今回は、大阪に生まれ、大阪を愛し、大阪に生きる人びとを数多く活写した作家、織田作之助(1912〜1947)の代表作を舞台化いた新作文楽「夫婦善哉」をご覧いただきます。
 まず、おおさかのまちの情緒と文楽とのつながりに触れる「解説」からこの物語へとご案内いたします。

 親しみやすい新作で”文楽”をお楽しみ下さい。

 ”文楽”というと古典芸能であることから「内容がむずかしい」「なじみが薄い」と敬遠される方もおられるでしょう。しかし、この『夫婦善哉』は、大正・昭和という比較的現代に近い時代を舞台にしており、また庶民の生活を映し出し、軽やかな笑いやしみじみとした情感がちりばめられている作品で、初めて文楽をご覧になる方にもお気軽にお楽しみいただけます。
 妻子のある身でありながら、放蕩に日を送る化粧問屋の息子・柳吉と、柳吉と深い仲にある芸者蝶子の生き様が展開されます。店を勘当され生活力のない柳吉を、さまざまな商売を繰り広げながら必死で支える蝶子の姿。二人や周囲の人びとが織りなす哀歓とともに、お茶屋、長屋の路地、カフェーサロン、そして生国魂、高津、日本橋黒門、法善寺・・・大正・昭和初期の浪漫にあふれ、そして庶民の息づかいが漂う大阪の町の物語をご覧ください。

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国立文楽劇場 夏休み特別公演

平成18年7月21日(金)〜8月9日(水)

第一部/親子劇場(11時開演)
武者と鬼との大スペクタクル!
「増補大江山」戻り橋の段
解説 文楽はおもしろい
母と子の愛情ものがたり
「恋女房染分手綱」道中双六の段 重の井子別れの段

第二部/名作劇場(2時30分開演)
夏祭浪花鑑
住吉鳥居前の段 内本町道具屋の段 釣船三婦内の段 長町裏の段
連獅子

第三部/社会人のための文楽入門(7時開演)
解説 おおさかの人びとそして文楽
夫婦善哉
北新地曽根崎茶屋染太郎の段
上塩町がたろ横丁一銭天婦羅天たねの段
高津日本橋筋黒門市場裏二階借りの段
下寺町電停前カフェーサロン蝶柳の段
千日前法善寺横町めをとぜんざいの段

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06年7月4日(火、中之島図書館の講座のご紹介)

平成18年度
中之島図書館百周年記念『大阪資料・古典講座』

【講座内容】


《1日目》  8月8日(火)

1.午後1時〜2時30分

新稲法子氏 (佛教大学非常勤講師)
 「漢詩でめぐる浪花百景」
  花百景に代表される近世大坂の名所、その名所をたくみに読んだ漢詩が今に伝わります。大阪の名所を漢詩でめぐり、近世漢詩文学の世界を味わいます。


2.午後3時〜4時30分

藪田貫氏 (関西大学教授)
 「武士たちの大坂−大坂武鑑と浪華日記−」
  江戸から大坂に赴任してきた武士たち、中でも城代や町奉行・代官と大坂の人々との交流を取り上げます。


《2日目》  8月9日(水)

3.午後1時〜2時30分

明里千章氏 (千里金蘭大学教授)
 「谷崎潤一郎の歴史小説−「盲目物語」の世界−」
  先祖が江州日野の出身だと知った谷崎潤一郎は、ルーツを求める古典や歴史書の旅の果てに、豊かな物語世界にたどりつきました。その足跡を追います。


4.午後3時〜4時30分

阪口弘之氏 (神戸女子大学教授)
 「浄瑠璃本ひろいよみ−近松の正本を中心に−」
  近世上方で熱狂的な支持を得た浄瑠璃の世界を、中之島図書館が所蔵する近松門左衛門の浄瑠璃本の解説を通してご案内します。


《3日目》  8月11日(金)

5.午後1時〜2時30分

藤田真一氏 (関西大学教授)
 「蕪村の手紙−馬堤、則ち余が故縁なり−」
  中之島図書館所蔵の蕪村書簡を読みながら、好奇心に富む蕪村の精神を見るとともに、あわせて故郷浪花によせる深い心情をさぐります。

※ 午後3時〜4時

中之島図書館3階・記念室の見学、藤田講師とのフリートーキングを予定しています。

(大阪府立中之島図書館のホームページより)

http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/event/oskcl_06.html

06年7月2日(アクセスランキング)

06年7月2日のアクセスランキングです。

ユニークアクセス:13378

7/2 7/1 6/30 6/29 6/28 6/27 6/26 合計
80 55 57 52 63 61 313 681

1.『コギト』解説(田中克己先生(詩人)):387
2.桑原武夫傳習録:260
3.05年4月29日(ダビンチコード):254
4.忘れ得ぬ人々(井上靖):222
5.05年10月10日:187
6.文学的立場編『文学・昭和十年代を聞く』:179
7.04年12月11日(テニス部納会):164
8.04年12月19日:160
9.05年2月26日(土):135
10.井上靖の詩集『乾河道』の中の作品『手』:134

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