今日も、枚岡展望台まで、散歩した。

今日の日経プラス1で登山初心者が楽しめる夏山が載ってい
ました。
1.乗鞍岳 2.燕岳 3.金峰山 4.木曽駒ケ岳
4.谷川岳 6.大菩薩峠 7.霧ケ峰 8.北八ケ岳
9.月山 10.富士山
『日本百名山』(深田久弥)にもはいってるそうです。
また、いつか行こうかと思いました。

今日は、ザ・スクープとNHKスペシャル『新シルクロー
ド』を見ました。
ザ・スクープは第2部ぐらいからみました。

終戦60年・ベトナム戦争終結30年特別企画のHP
検証!終わりない戦争 知られざるヒバクシャたち

上のHPより

今から60年前の8月、広島と長崎に落とされた原子爆弾。
その犠牲者は20万人を越えたが、地獄絵はそれだけでは終
わらなかった。
放射能に蝕まれ、後遺症に苦しむヒバクシャたち。

それから約20年後、ベトナムで散布された4400万リッ
トルもの枯れ葉剤。
湾岸戦争やイラク戦争で100万発以上投下された劣化ウラ
ン弾。

そこには広島、長崎とのある共通点がある。
戦争が終わっても果てることがない悲劇の連鎖…
ダイオキシンが、放射能が、環境や人体も含む生態系を汚染し、
その負の遺産が終戦後も延々と受け継がれていくのである。

終戦後、ベトナムやイラクの病院は、ガン・白血病患者や奇
形の子供たちで埋め尽くされていった。そして、恐るべき後
遺症に見舞われたのは戦争に参加した米軍の帰還兵やその子
供たちも同様であった。

そして、食物連鎖や親から子への汚染の遺伝によって悲劇は
今なお続いている。
21世紀に入ってもベトナムで生まれ続ける先天性障害児。
また、イラクにばらまかれた劣化ウランの半減期は45億年であり、
その影響は未来永劫続くとさえ言われている。

アメリカは今も、劣化ウラン弾と続出する奇病の因果関係を
否定しているが、軍の極秘文書が「第二の枯れ葉剤」であっ
たことを雄弁に物語る。
ベトナムとイラク。2つの国で米軍が敢行した「環境破壊」
を通じて、半永久的に地球を汚染し、自国兵も含む人々の体
を蝕むことをも厭わない「アメリカの正義」の正体に迫る。

第一部 ベトナム戦争終結から30年
    〜枯れ葉剤がベトナムに残したもの〜

今年4月30日、ベトナムはサイゴン陥落30年を迎えた。
終戦後、目覚ましい経済成長を続けるベトナムだが、その一
方で戦争の爪痕が色濃く残っている。戦争中、ゲリラが潜む
ジャングルを一掃するために大量に散布された枯れ葉剤「エ
ージェントオレンジ」。
その中には、わずか7グラムでニューヨーク中の人を殺せる
と言われる猛毒ダイオキシンが170キログラム以上も含ま
れていた。この恐怖の化学物質は数百万人とも言われる人々
の肉体を、土壌や水を汚染していった。
あれから30年経った今も、枯れ葉剤を浴びた人々の子供に先天的障害児が
続出、さらに食物連鎖によって汚染を免れた人々にも拡大しつつある。
番組ではベトナム、アメリカの今を緊急取材。これまでザ・
スクープが取材してきた膨大なVTRも交えて、恐怖の実態
を徹底検証する。
あれから30年・・・ベトナム戦争は今も終わっていなかっ
たのである!

第2部 イラクでベトナムの悪夢再び!?
    〜検証!恐怖の劣化ウラン弾〜

ベトナム戦争から16年、「枯れ葉剤の悲劇」はイラクを舞
台に繰り返された。
新たな環境汚染の主役は放射性廃棄物から作られた劣化ウラ
ン弾である。
この「もうひとつの核兵器」は、1991年の湾岸戦争で約
95万発投下され、約320トンもの放射性廃棄物がイラク
全土にばらまかれた。

1995年頃から、イラクには小児ガンや白血病の子供たち
が続出。
一方、戦争に参加したアメリカ兵43万人も被爆し、「湾岸
症候群」に苦しむ帰還兵は約15万人。終戦後に生まれた湾
岸ベイビーの先天的障害率は67%に達すると言われる。し
かし、米国政府は劣化ウラン弾の影響を一貫して否定、20
03年のイラク戦争でも国際的非難の中、躊躇なく使用に踏
み切った。
現地調査した慶応大学・藤田祐幸助教授によれば「イラク全
土が永久に放射能に汚染され、もはや人が住める状態ではな
い」という。もちろん、自衛隊が駐留するサマワでも高濃度
の汚染が確認されている。そして、去年2月、サマワで復興
任務に就いていた米兵たちの尿から劣化ウランが検出され
た。
被爆症に苦しむ帰還兵は言う。「政府は真実を隠している。
サマワ全体に放射能の砂埃が舞っていて、自衛隊員がそれを
吸わずに生活することは不可能だ。」

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このTV見てるとアメリカの正義というものに疑問を感じました。
劣化ウランを処理するのに金がかかるので、兵器で使えば
一石二鳥?
放射能に蝕まれ、苦しむ被爆者が、広島・長崎で終わらず、
増え続ける。アメリカが枯れ葉剤と劣化ウラン弾で、環境汚
染を起こし負の遺産を残している。これを認めず、謝罪せず
補償もしない?

夜、NHKのスペシャルみてたら、高僧の鳩摩羅什(くまらじ
ゅう)さんがTVででていた。感激いたしました。

NHKのHPより

天山南路のクチャを中心に七世紀まで栄えた亀茲国(きじこ
く)の財力は、キジル千仏洞に豪華な仏教美術を開花させ
た。群青色の顔料ラピスラズリをふんだんに使った天上界に
特徴があり、タクラマカンの秘法とも呼ばれている。この白
人系オアシス王国は、北に匈奴(きょうど)らの騎馬民族、
東には漢民族王朝が位置し、シルクロード交易で富を上げる
には、微妙な外交バランスが必要であった。このため戦乱の
時代にあって、亀茲国は王家出身の僧侶を次々と中原の王朝
に送り込み、和平の思想を広めようとした。その中に、日本
をはじめ東アジア諸国で今も読まれている主要経典のすべて
を中国語訳した高僧の鳩摩羅什(くまらじゅう)がいた。彼
の人生は西域諸国のなかでほんろうされる。漢軍に拉致さ
れ、王女たちと強制的に交わらされた結果、破戒僧に転落し
てしまう。そして地獄のような軟禁生活を経て、経典の翻訳
を成し遂げたのだった。

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鳩摩羅什さんの時代は、戦乱にあけくれ、末世思想になり、
浄土信仰が生まれたそうです。
日本は、平和ですが、カントリーリスクも高まってますが、
日本もまた末世になるのか?こないことを祈ります。

鳩摩羅什さんのお言葉

色即是空 空即是色
煩悩是道場
共命鳥
悪人も天国にいける(この言葉、親鸞の言葉かと思ってま
した。トホホ)
泥の中の蓮の華だけをつかみなさい


電波障害で映り悪いですがDVDレコーダに一様とりました。

では、おやすみなさい。