8月15日までの戦後60周年の放送見ていて思ったことを書
いてみます。
NHKで、大阪や東京などの無差別の焼夷弾の大空襲と原爆、
沖縄戦などと靖国神社、アジアの中の日本(日本のこれか
ら)など見ました。他に日清、日露もやってたと思います。

小生は、13日に中島の墓のお参りに行って来ました。中島家
の墓は、焼夷弾が落ちて、上の部分にひびがはいったままです。
第二次世界大戦でマニラの近郊の山で、戦死した、平和主義
者の栄次郎(戒名:秀光院殉誉栄学明教居士)は、この墓で
ねむっている。遺骨はなかったが、たぶん、靖国神社に祀っ
てほしくないと思います。軍国主義には反対で、将校の試験
を受けず一兵卒として戦場におもむきました。
祖母で、室町から続く中島家を継ぐものがいなくなりました。

日本の民主主義は戦後GHQから始まりました。それまでに明
治維新で、士農工商がなくなり、武士の支配はなくなりました。
昔の日本は、インド、中国をお手本にして、国を作ってきました。
ローマから日本への陸と海のシルクロードにより、日本に文
明文化が伝わったのも周知のことです。
(すべての道はローマに通ず)
古代インドでは、国王が神と崇められまた政治も行った。
タイでも、古代インドのモデルをまねして、国を作った。
昔の日本も天皇を神と崇め、政治もしていた。それが、武士
の世にかわり、明治維新で、この古代モデルにもどった。
戦後、天皇は、神から人間になり、日本国および日本国民統
合の象徴となった。
しかし、今でも、サウジアラビアの国王ファミリーは、国の
政治の要職にあるという国も存在する。
イラクはイスラム教の宗派で対立している?
まだ、世界では、戦争してる国があるが、日本は平和である
が、こんな時代がいつまで続くか、心配である。
テロ、イラク、北朝鮮、中国と韓国の反日など。

宗教は政治に利用されてきた。今も利用されている。
靖国神社は、戦争に貢献してなくなった人の神社です。
栄次郎のように、平和主義者は、いやいや行った戦争で、な
くなりました。こういう人は、靖国神社に祀って欲しいと本
人は思ってないでしょう。栄次郎のように、いやいや、犬死
したくなかった人も多いのではないでしょうか?
空襲や原爆でなくなった人は、合祀されていない。亡くなっ
た人もこのような神社に合祀して欲しくないと思っているの
ではないでしょうか。
他のアジアの国の人で合祀されている人が合祀に反対するの
ももっともな話だと思う。
靖国神社は今も政治に利用されている。
靖国神社の遺族会の票集めの参拝などしなくていいと思う。
靖国神社の門は菊の紋が入っている。
戦後天皇は参拝されていないが、天皇により、権威付けされ
た神社である。
古代国家モデルで、戦争を国のためという大義名分化するた
めの神社とみなされても仕方がないのでは。
日清、日露で、世界を驚かしたアジアの小国という歴史はあ
りますが、戦後GHQが占領したとき日本は何の資源もない国
だと言ったそうですが、この焼け野原から、高度経済成長を
やりとげた日本の人的資源に誇りをもっいると思う。
日本の大和魂に自信を持ていると思う。

靖国神社は、総理大臣が参拝する神社ではない。

古代の国は、インドにかぎらず、どこも、同じような国を作
った。宗教を政治に利用した。今も利用している国はある。
しかし、政教分離を憲法20条・89条にあるのであるから、総
理大臣が行くべきでない。何も中国を意識しているわけでは
なく、政治の原則である。
古代国家から市民国家に移行して欲しい。

中国や韓国には、領土問題など言うべきことは言えばいいと
思う。つまらない、靖国参拝で、中国や韓国から、がたがた
言われている日本をなさけなく思う。

中国との経済関係の依存度が高いので、遠慮して、受身にな
っているように思う。中国の反日があったときは、新聞の週
刊誌の広告では、北京オリンピックボイコットというのを見
ましたが、もっと、外交カードをちらつかせることもできる
のではと思う。日本の教科書の歴史認識を問題にするのなら
今の中国や韓国のかたよった反日教育を問題視してはどうか。
このまま、かたよった反日教育を放っておいていいのだろうか。
もっと受身でない外交をして欲しいと思う。
日本の軍国主義に反対であった日本人もたくさんいたと思う。
軍人でさえも第二次世界大戦に反対する人もいたと思う。
無念な思いで死んでいった人の死をむだにして欲しくない。
小生はA級戦犯を祀ってある神社など参拝したくない。
天皇をかつぎあげ国民を先導・洗脳したA級戦犯により、終
戦が遅れ、甚大な国民の犠牲を強いた戦争責任やアジア諸国
に及ぼした戦争責任は重いと思う。
こころならずも死んでいった英霊は、A級戦犯と一緒に合祀し
て欲しいとは思っておらず、浮かばれないのではないかと思う。
こころならずも死んでいった英霊は、A級戦犯と一緒に合祀され、
総理大臣や国会議員に参拝され、よろこんでいるはずはない。

靖国参拝は、ドンキホーテ・ガリレオ・ガリレイ・小泉の名折れではないのか?
こころならずも死んでいった英霊に対する侮辱の行為である。
言語道断の憲法違反の行為である。
大阪や東京などの無差別の焼夷弾の大空襲と原爆など、米国
にも責任はあると思うが、A級戦犯にはもっと責任があるのでは。
中国・韓国の外交姿勢が変わろうが変わるまいが、世界と
日本国民にアピールする必要があるのではないか。
まだ、日本の戦争の清算と和解は終わっていない。
暗い歴史のページに目をとじているだけでは前に進まないのでは。

立花隆の「メディア ソシオ・ポリティクス」
「第14回 小泉首相はドイツ型謝罪で中国・韓国との関係修復急げ」

こころならずも死んでいった英霊は、家族の墓で、静かにねむっている。

小生は、行政改革賛成であるが、靖国神社参拝は反対である。
行政改革により、数十兆円の歳出の削減をして欲しい。
ぜいたく品に増税して欲しい。
また、所得税、法人税の見直しもしてはどうか?
稼いでいる人や会社の累進税率を見直して欲しい。