『中島栄次郎著作選』の目次
中島栄次郎とその時代 野田又夫:9
中島栄次郎著作選
詩と詩論
時間 28
業因 29
御身 30
僕のデーモン 32
Journal sans date 34
季節の如く 36
河の上 38
朝の歌 43
冬日感懐 45
詩の論理と言語 46
憂愁についてーーヘルデルリーン覚書 57
詩について 64
文学論
文学における『距離』の問題 70
言語の形而上学とロマンの問題 80
小説の二重性格とモラルの問題 101
レアリズムの精神 110
リベラリズムと文学の功罪 120
生活について 128
文学的実体 133
ニイチェと現代 149
作家的心情の問題 159
ソクラテスの手記 169
年齢のことなど 179
文学の限界 185
カントにおける芸術の問題 201
問題と思想 237
浪曼化の機能 247
抒情の客観性 258
象徴についてーー芭蕉覚書 268
感想 275
川端康成 281
「戦争と平和」について 294
「アンナ・カレーニア」について 315
トルストイの転向について 332
「復活」をめぐって 346
孤独について 359
完璧の詩人伊丹の鬼貫 365
詩精神と散文精神 392
鬼貫「七久留萬」合評1 396
鬼貫「七久留萬」合評2 410
鬼貫「七久留萬」合評3 415
思想と現実 420
評論の地盤喪失 423
好短篇「情婦」 426
女流作家の特異なリアリズム 429
井伏氏の糞度胸 432
批評と現実の問題 435
現代の文学的虚無主義 444
鷗外の歴史小説について 452
表現について 457
現代文学界の遊離 462
現代小説と饒舌について 470
文学の技巧と羞恥 476
文壇の権威 480
文学の持つ美しさ 485
著述目録 488
年譜 494
あとがき 村田義人:498