015.スマートフォン
呼称を自ら掲げる同社だが、事業の柱は今でもスマートフォンだ。そのスマートフォン
も多角展開が軌道に乗り始め、好調な結果を示している。
Xiaomiが2019年に狙っているのは、先進国市場の本格展開だ。
「『Mi MIX 3 5G』は599ユーロ(約7万5000円)で5月に発売」。
2018年2月24日、MWC19 Barcelonaの会期前日に行われたXiaomiの発表会で、
同社のWang Xiangシニアバイスプレジデントが同社初の5Gスマートフォンの価格を
アナウンスすると、会場を埋め尽くしていた世界中のメディアやパートナー関係者の
間から大きな歓声が上がった。Xiaomiのグローバル事業のトップであるXiang氏が5G
スマートフォンの投入を欧州から行うと発表したことも大きなトピックだ。
5G対応のスマートフォンは、Mi MIX 3 5Gが発表された24日の午前中までに
Samsung Electronicsの「Galaxy S10 5G」が公式にアナウンスされた唯一の製品だった。
韓国での価格は256GBモデルが139万ウォン(約13万6000円)、512GBモデルは155万
ウォン(約15万2000円)という。Mi MIX 3 5Gと比べると、最大で2倍ほど高い。
ところがXiaomiの5Gスマートフォンは、その約半額の価格なのだ。
もちろんスペックの違いはあるものの、通信モデムはQualcommのX50、
プロセッサはSnapdragon 855と最高のものを搭載している。
Xiaomiが初めてスマートフォンを市場に投入したときの「性能はiPhoneやGalaxyと変わらず、
価格は半分」という特長を、5Gモデルでも実現したのだ。
サービスを始めると発表しました。
KDDIは手元の現金が不足している際などにスマホ経由で借り入れし、
そのまま「auPAY」で買い物や支払いができるサービスを今月下旬より始めます。
auの携帯電話などへの契約や毎月の安定した収入などが条件で、審査が通れば1回あたり
最大50万円まで借り入れができます。
スマホ決済と少額ローンサービスの一体化は国内初めてで、KDDIはスマホでの決済や
金融サービスをより身近にしていきたいとしています。
5日から始めました。
韓国のSKテレコム、KT、LGユープラスは3日から一部を対象に5Gサービスを開始し、
日からは一般向けに5G対応スマートフォンの販売を始めました。
サムスン電子の端末は13万円台です。
韓国ではソウルや釜山など主要都市を皮切りに利用エリアが拡大されます。
5Gは現在の4Gに比べて通信速度が100倍で、自動運転やロボットの遠隔操作など
新たな産業革命をもたらすとされています。
世界初のサービス開始を巡ってアメリカと韓国が前倒し合戦を繰り広げるなど、
未来の巨大市場を巡って競争が激しくなっています。